スピルバーグ監督作品のReady Player One(レディ・プレイヤーワン)を見てきました。
子供と一緒に見てきたのですが、上映時間3時間の長さを感じさせない面白さ
お涙頂戴系の映画じゃないですが、日本ラブ、ゲームラブ、特撮ラブな感じに、うれしくて泣けました。
目次
Ready Player Oneの予告編
Ready Player Oneのあらすじ
Ready Player Oneは、今から27年後の2045年の話です。
いろいろあって、荒廃した近未来ですが、そこで生きている人たちには、全てがありました。
それは、「OASIS(オアシス)」という仮想現実空間
すさんだ現実ですが、オアシスでは、みんな自分の好きな姿(アバター)で、好きな日常を過ごすことができます。
実際、映画の冒頭では、みんなVRマスク(PSVRみたいな物)をかぶり、好きなことに興じています。
主人公は、17歳のウェイド。
両親がなくなり、親戚に預けられ、現実生活では虐げられた暮らしをしていますが、
オアシスでは、彼は、パーシヴァルというキャラクター。
オアシスの創設者のジェームス・ハリデーが残した、オアシスを支配でき、56兆円を超える遺産を手に入れることができるる3つの鍵(イースターエッグ)を見つけるガンナーとして、
オアシスで知り合ったエイチ、ダイトウ、ショウらと参加しています。
最初の鍵を手に入れるためのレースゲーム。
デロリアンに乗ってレースに挑んだウェイドは、そこで、女性ガンターのアルテミスと出会い、心惹かれます。
ウェイドは、ハリデーが残したヒントから、最初の鍵を見つけます。
ただ、オアシスのすべてを支配できる鍵をおなじく狙う起業家で、世界最大のプロバイダーIOIの責任者のソレントは、企業力で、
オアシスの世界でも、現実世界でも、ウェイド達と敵対するという話です。
ざっくり言うと、実写版のサマーウォーズです!
Ready Player Oneの感動ポイント!日本ラブな内容
映画の予告編、CMなどから、日本のキャラクターがいっぱい出てくることは知っていると思います。
アルテミスが最初に乗っているバイクは、AKIRAの金田のバイトですし、
キティちゃん、ケロケロケロッピなんかも出てきます。
ただ、それだけじゃなく、とっても大事なところで、日本のゲームや映画のキャラが出てきます。
一応、ウェイドと一緒に戦う仲間5人のうち、1人は日本人(森崎ウインという役者さんです)。
森崎ウインをwikipediaで!
ちなみに森崎ウインさんは、日本語、英語を話せる、日本の音楽ユニットPrizmaXのボーカルですが、ミャンマー人のようです
特に、わたしなど40代のガンダム世代で、ゲーム、アニメそこそこ見てきた人にとっては、感動的に日本のキャラが出てきます。
私は、この映画のクライマックス的なシーンで、ダイトウ(トシロウというハンドルネーム)が発する言葉で泣きました。
パシフィックリムとか、ピクセルとかが好きな人は、気持ちをわかってもらえると思います。
とにかく原作者のアーネスト・クライン、監督のスピルバーグを始め、映画のスタッフの日本愛を感じる映画です。
ちなみに原作は、Ready Player Oneではなく、ゲームウォーズのようです。
先週見たジュマンジも面白かったのですが、感動したのは、こっちです!
最後に小ネタを・・・、ネタバレもあるので、
これから見る人は気を付けてください。
字幕で見る、吹き替えで見る、2Dと3Dどっちがいい?
わたしは、小学生の子供と一緒に見たので、2D吹替で見ましたが、
yahoo知恵袋などを見ていると、3D字幕で見るのが一番楽しめそうです。
理由は、3Dの映画ですが、全篇3Dではなく、現実世界は2Dで、バーチャルに入ると3Dになるように、
主人公たちがVRマスクをかぶると、3Dになるような設定になっているようです。
映画の中身と連動するので、より没入できますね
字幕がいいのは、クライマックス近くの大事なところで、ある言葉だけを日本語で言うシーンがあるからだそうです。
ちなみに、吹替でも、そこだけ、英語字幕が出ます。
そのシーンだけ日本語で聞くと、確かにうれしくてやられますね!
私も涙腺が崩壊したシーンです!
Ready Player Oneの意味
映画を見終わった後に、子供に、「レディプレイヤーツーあるんちゃう?」って言われましたが、
Ready Player Oneは、Ready Playerの1作目というわけではありません。
意味は、
Ready 準備はいい?
Player One 1人目のプレイヤー
という意味で、
80年代のアーケードゲームのお金を入れる前に表示されていた画面のイメージです。
原作の邦題が、「ゲームウォーズ」になった意味も分かりますね。
ガンダムの稼働時間
ダイトウが変身するガンダムですが、「変身時間が残り40秒しかないよ~」みたいなセリフがあったと思います。
ダイトウが最初に、2分間だけ、好きなキャラクターに変身できるアイテムをゲットしたからということで、辻褄はあっているのですが、
原作は違うようです。
原作では、ウルトラマンのクエストがあり、その商品がベータカプセルで、それでウルトラマンに変身したようです。
ウルトラマンなら、3分の変身時間という制約があるので、より辻褄が合います。
これも、原作者の日本ラブなところですね。